インタビュー動画制作のコツと活用方法
2019年10月7日公開 2022年8月3日更新

採用説明会にロールモデルの社員を毎回連れていくと、業務に支障が出る‥‥。
お客様のリアルな声に共感してもらい、購入のきっかけにしてもらいたい‥‥。
今回は、動画活用の中でも、優先順位が高いインタビュー動画についてご説明致します。
インタビュー動画とは
サービス利用者や購入者の“生の声”を発信することで、検討層の購買意欲の向上を後押しすることができます。また、採用シーンやCMなどにも活用されています。
インタビュー動画で必要なもの
1:撮影日時と場所
2分程のインタビューでも、喋り慣れていない方だと撮影に1時間以上かかってしまう場合もあります。また撮影対象者が複数名の場合、日程調整が難しくなる場合もあるので、撮影日時の調整が重要になってきます。
2:誰が誰にインタビューをするか
取材を受ける人(インタビュイー)は、誰でしょうか?例えば、商品の使用に関するインタビューの場合は、ターゲットの年齢よりも少し若めの方を起用するのがオススメです。
またインタビューをする人(インタビュアー)は、インタビュイーとの関係性が近い方だとリラックスした印象の映像になります。
3:インサートカット
インタビューの声を背景に、映像を利用シーンやイメージを入れることがオススメです。映像に変化が生まれるので、単調な映像になりません。また、実際のイメージが伝わる、インタビュイーがつっかえた部分を編集でカットしても違和感が出ない…などたくさんのメリットがあります。
一方、社長インタビューやメッセージ性の強い映像を撮影する場合、インサートカットを入れると想いが最大限に伝わらなくなるケースもあります。
インタビュー動画制作のポイント・コツ
構図
複数名をインタビューで撮影する場合は、左右で入れ替えたり、横のスペースに強調したいワードをテロップで入れることなどもできます。
他にも、動画内容をわかりやすく伝えるためテロップを入れるほか、資料映像やグラフィックなど視覚的な要素も積極的に取り入れることで、動画にメリハリをつけることもできます。
また、可能であれば2台以上の複数台カメラで撮影することをおすすめします。様々なアングルからインタビュー風景が切り取れるので、動画としても単調になりにくくユーザーの視聴完了率を上げることも期待できます。
演出
画変わりや魅せ方などで単調な印象にならない工夫が必要です。観葉植物や窓からの風景など色のある小物などがあることで画がきれいにみえます。
また、インタビューを行う前の大事な準備のひとつとして、「インタビューされる方の緊張感をほぐすこと」があげられます。緊張したまま撮影に入ると、どうしてもぎこちない印象になり、表情も硬くなってしまいますので、必ずインタビューする側や周囲の方が声をかけるなどリラックスできる空間づくりも意識して行えると良いです。
尺
心を打つような言葉をたくさん聞き出せた時は、カットするのがもったいなくなるのは当たり前です。
しかし、「あれも、これも」と盛り込んでしまうと尺が長くなってしまいますし、
伝えたい内容が分散してしまって“メッセージ性”が弱くなってしまいます。
「視聴者にどんな感情をもってもらいたいか」を軸に3分以内に編集しましょう。
インタビューの活用事例
LINE WORKS
ビジネス版のLINEを「業種×規模×使い方」で検索ができ、自社の利用イメージに合致したインタビュー動画と記事を見ることができるので、活用イメージが非常に湧きやすいのではないでしょうか。
インタビュー動画の参考
1. 利用者の声
Anyca
手持ちカメラやスライダーなど、カメラワークが多いインタビュー映像です。自然なインタビューなのでドキュメンタリーのような印象が強いインタビューです。
2. 社員インタビュー
ベントレー
ベントレーのインタビュー形式のCM映像です。こちらはなんと全てiPhoneで撮影! 編集もかっこよくされています。
3. 採用向け インタビュー
タカラトミー
カンペがなく、言い間違いなども生の声として使用することで、インタビュー映像だからこそのリアル感や信頼感が生まれます。
クックパッド
業務イメージを中心としたインタビュー映像となります。社内のコミュニケーションの様子や福利厚生を盛り込むことで、ホームページでは伝えきれない企業イメージを発信しています。
ANA
映画のような構図で、現場をかっこよく演出した映像となります。手ブレのある映像やBGMが効果的です。
まとめ
インタビュー動画は情報量が多く、信頼性も高まるので、購入を検討している層に対する“最後の後押し”に効果てきめんです。
インタビュー方法や撮影場所などポイントはありますが、実写の中では比較的低予算で撮影できるので是非活用してみて下さい。
その他参考動画
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